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「いきいき」って何?

小学校

小学生のお母さんは知っているけれど、未就学児のお母さんにはよく分からないことってありますよね。

「いきいき」も、その1つ。

名前は聞いたことあるけれど、実際どんなものなの?という疑問を解消すべく、調査してきました。
ご協力いただいたのは、現在、西区のいきいき運営を任されている株式会社セリオさんです。

いきいきって何?
いきいきは正式名称を「児童いきいき放課後事業 」と言います。

大阪市の公立小学校で、平日の放課後や土曜・夏休みなども、子どもたちが学校で過ごせる制度のことです。

正確には『平日の放課後や土曜、夏休みなどの長期休暇中に、学校敷地内で安心・安全な居場所を提供し、 遊びやスポーツ、主体的な学習等を通して子どもの「生きる力」をはぐくむための活動の充実を図る制度』です。

学校で…ということは、学校の先生が見ていてくれるの?と思うかもしれませんが、違います。

いきいきを運営しているのは学校ではなく、大阪市から委託を受けた団体。実際に子どもたちを見てくれるのは、 いきいき専任の運営責任者(2名)と地域指導員(数名)の方たちです。運営責任者は、元校長、元教員、元保育士といった方が任されます。 地域指導員には地域の主婦の方や、教育大学の学生など様々な方がいます。

ちなみに、現在の西区の担当事業者は、今回取材に応じてくださった株式会社セリオさん。そして来年度(2018年度)からは、一般財団法人大阪教育文化振興財団になります。

誰が利用できるの?
いきいきを利用できるのは、それぞれの小学校区に住む1~6年生の児童。

普段は地域の公立小学校に通っていない、私立小学校の生徒でも利用できます。なので、夏休みだけは地元の子と過ごす、なんて利用の仕方も出来るんですね。

どうやって申し込めばいいの?
新入学生には説明会が開催されるので、そこで申し込むことができます。

その他の方は、住んでいる地域の学校区の小学校の「いきいき」活動室へ問い合わせると申し込むことができます。
3月には参加体験会もあります。

お金はかかるの?
いきいきの参加料は無料ですが、安全管理にかかる費用として年間500円が必要です。
費用は登録申込みの際に支払います。

何時まで預かってもらえるの?
いきいきでは、午後6時まで子ども達を預かってもらえます。
・月曜日~金曜日 :授業終了後~午後6時
・短縮授業日 :午後1時~午後6時
・始業式・終業式等 :午前11時~午後6時
・土曜日・夏休みなどの長期休業日 :午前8時30分~午後6時

夕方遅い時間になると、父兄のお迎えが必要になります。お迎えが必要になる時刻は、学校毎に異なります。 また新1年生に関しては、下校時間に関わらず、入学当初は保護者によるお迎えが必要です(例えば、日吉小学校の場合は、GW明けまでお迎えが必要です)。

夏休みも預かってもらえるの?
普通授業のある月曜日~金曜日、短縮授業日、始業式・終業式、土曜日、夏休みなどの長期休業日、すべていきいきで子どもを預かってもらえます。

いきいきのお休みは、日曜日、祝日、お盆、年末年始(12月29日~1月3日)です。他にも、各学校によってお休みになる日もあります。

延長はないの?
延長が可能な小学校もあり、その場合は午後7時まで利用できます。

2017年度は、西船場小、日吉小、堀江小で延長利用が可能となっています。

希望者は年間利用が前提です。
延長には別途料金が必要で、現在は月額5,000円。月単位で支払います。利用日数に応じた日割りはなく、延長利用を申し込んだ月は、定額で料金が発生します。

各校のいきいきで延長を実施するかしないかは、延長希望者の数によって決められています。
現在、西区のいきいきを運営している(株)セリオさんの場合は、年度初めに5名以上の方が延長の年間利用を希望された場合に実施しています。

※延長にかかる料金や、延長実施の有無については、いきいきを運営する団体によってルールが少しずつ異なります。 そのため、運営団体が変わる来年度(2018年度)4月からの延長利用については、上記が当てはまらないこともあります。

お弁当やおやつは?
いきいきでは、飲食物の提供はしていないため、土曜日や夏休みなど、給食のない日には、お弁当と飲み物を持参する必要があります。

また、平日は原則としておやつの持参は認められていません。

土曜日や夏休みについては、それぞれのいきいきでルールが異なるようです。

高学年の子もいる?
利用者は1~3年生が7割を占めています。
1年生では、約9割のお子さんがいきいきの利用登録をしています。2~3年生になると、約7割になります。高学年になるほどいきいきの利用者数は少なくなります。

子ども達は何をして過ごすの? 宿題はみてもらえるの?
平日の活動例を見てみましょう。
(「大阪市児童いきいき放課後事業 運営・管理業務委託仕様書」より) 活動例
後片付けや終わりの会をする時間は、学校毎に少しずつ違うそうですが、子ども達は大体このようなスケジュールで過ごすようです。

この中にもある「自学自習」の時間。
親としては宿題や勉強をみてもらえるのかが気になるところですが、答えはノーです。
いきいきの職員は教師ではないため「教育」行為はできないそうです。

児童数の多少にかかわらず、いきいきでは指導員が勉強を教えることはありません。
教えることは出来ませんが、学びの習慣を作る時間は必ず作ってあります。いきいきに来てからの20分は学習時間(自習)。 それが終了してから、遊び時間になります。

子ども達は、学校の宿題だけでなく、塾やその他各自が持参した教材に取り組むこともあるそうです。

外遊びもできる?
いきいきでは、運動場が利用できる日は、安全面に配慮しながら外遊びの時間が設けられています。

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では、実際のいきいきを少しのぞいてみましょう。
株式会社セリオさんにご協力いただき、日吉小学校のいきいき教室にお邪魔してきました。 いきいき教室
この日は約80名の子がいきいきに参加。
1名の運営指導員と他6名の地域指導員、計7名の大人が活動にあたっていました。

勉強する子やゲームや読書を楽しむ子、指導員さんとお話している子など、色々な過ごし方をしています。
子ども達は騒いだり走り回ったりせず、教室内がとても落ち着いていたことに少し驚きました。 折り紙
西区で最もいきいきの登録者数が多いのが堀江小学校、次いで日吉小学校です。

教室はもっと混雑しているのではと想像していましたが、80名であればスペースには十分余裕がありました。

夏のプール解放時や懇談会の日などは利用者が多く、最大時は約150名程度になります。 そういう時は、いきいき活動室は手狭になるので、学校と相談の上で、多目的室や図書室なども利用することもあるそうです。

堀江小学校は、校舎の工事をしていることもあり、いきいき活動室が児童数に対して狭いという問題を抱えています(現在、広い教室を準備中で、近日中に活動室が広くなる予定)。

対して、九条北小学校では、普段の利用者数は約20名前後です。

同じ西区の小学校でも、学校によって状況は大きく異なるようです。 積み木
日吉小学校のいきいきの場合、利用日の事前登録などはなく、いつでも行きたい日に利用できます。
もちろん毎日でも良いですし、利用日は自由に決められます。
ただし、支援が必要な児童については、指導員の人数確保も必要となるため、事前に連絡をもらっているとのことです。

利用日の事前登録がない分、いきいきに来た児童については、出席と下校の管理を厳密に行い、勝手に1人で帰ってしまったということがないようにしているそうです。
※学校によっては、事前に利用予定日を保護者に聞いた上で、参加確認をしているところもあります。 遊具棚
指導員の先生にお話を聞くと、「いきいきは勉強を教える場ではなく、放課後に異学年の子ども達や異世代の指導員が共に過ごす社会です。 その社会の中で、集団生活のルールをしっかり身に着けてもらいたいと考えています」と話して下さいました。

いきいきで過ごす子ども達の様子は必要に応じて親に伝えたり、普段と違う様子が見られたときなどは、指導員から親に、家や学校での様子を聞くこともあるそうです。

勉強の中身こそ教えてもらうことはないものの、子ども達の様子やトラブルにも目を配り、安全で楽しく過ごせるよう配慮された「児童いきいき放課後事業 」。

今回の調査で、未就学児ママの皆さんに、少しでもイメージをお伝えできていたら嬉しいです。

ご協力下さった株式会社セリオさん、ありがとうございました!

※この内容は、記事作成日時点のものです。

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